よっとのコンピュータ音楽教室
Overview

カリキュラムとレッスンの例

音楽を作れるようになるためのロードマップです。

BandLabで1曲の形を作り、その後はアレンジ・音作り・ミックスを深めます。作って聴き比べる経験を通して、音楽を味わう力も育てます。

経験や興味に合わせて、途中から始めたり、気になるテーマへ寄り道したりできます。

生徒A・B・Cの授業の実例を見る →

1周目 — BandLab導入
  • 音楽の三大要素:リズム・メロディー・ハーモニー
  • BandLabで音を鳴らし、編集し、1曲の形を作る
↓
2周目以降 — 本格DTMと探求
  • コンピュータ音楽の三領域 — アレンジ・サウンドデザイン・ミックス/マスタリングを、制作しながら体系的に学ぶ
  • 音楽制作探求編 — 好きな音楽・作りたい音・自分の作品から生まれた問いを、個別に深掘りする
↓
🎯
「自分の耳と好奇心で、音楽を探索できる状態」
体系学習と個別探求を行ったり来たりしながら、自分で問いを見つけ、試し、聴き、選べる状態を目指します

聴く力も、一緒に育てる

レッスンと並行して、専用の耳トレゲームでもリズムや音程、コードを聴き比べられます。自分の曲で音を選ぶ力と、好きな曲の工夫に気づく耳を育てます。

Basic Elements

1周目:音楽の三大要素 — BandLab導入

🥁
RHYTHM
リズム
時間の分割
🎵
MELODY
メロディー
音の高低
🎹
HARMONY
ハーモニー
音の重なり
🎧
音楽

無料DAWの BandLab で、音を鳴らすところから1曲の形を作るところまで体験します。全12回。楽器経験は不要です。

Rhythm

リズム

ドラムを並べ、速さを変えながら、自分のビートを作ります。

  • 第1〜2回:BandLabを開いて、音を鳴らそう/ドラムマシンで最初のビートを作ろう
  • 第3回:BPMで、ノリを作ろう
Melody

メロディー

ピアノロールで音を並べ、スケールを使って旋律を作ります。

  • 第4〜5回:白い鍵盤だけで、メロディーを作ろう/スケールを味方につけよう
Harmony

ハーモニー

コード・ベース・アルペジオを組み合わせ、曲の土台を作ります。

  • 第7〜8回:お団子重ねでコードを作ろう/コード進行とベースで、曲の土台を作ろう
  • 第10回:アルペジオで、伴奏に動きをつけよう

音色・歌・サンプリングも

声を録音し、音を切り貼りして、自分の素材として使います。好きな曲の構成も、自分の制作に生かします。

  • 第6回:音色を選んで、世界観を作ろう
  • 第9回:AutoPitchで歌ってみよう
  • 第11回:自分の声で、オリジナルの音を作ろう
  • 第12回:好きな曲を分析してみよう

音符・拍子などの言葉は、補助教材「音楽入門編」(全8回)で必要なところから確認できます。

Computer Music Elements

2周目以降:コンピュータ音楽の三領域

✂️
ARRANGEMENT
アレンジ
いつ・どこで・何を
🔊
SOUND DESIGN
サウンドデザイン
どんな音か
🎚️
MIX / MASTER
ミックス/マスタリング
全体の仕上げ
🚀
完成・
リリース

1曲の形を作れたら、本格的なDAWも使って三領域を深めます。自分の制作と教材を行き来しながら、必要なことを学びます。

教材名を開くと、各回の単元名を確認できます。

アレンジ

いつ、何を、どのくらい鳴らすか。 ループから曲へ、展開と楽器の役割を組み立てます。

  • アレンジ基礎編(全6回)
    1. アレンジとは何か
    2. 曲の形を知る
    3. 展開を作る
    4. 楽器構成と役割
    5. 音量の谷でノリを作る
    6. オリジナル曲の作り方

サウンドデザイン

音色を変えて聴き比べ、シンセやエフェクトで作りたい音に近づけます。

  • エフェクト基礎編(全5回)
    1. エフェクトってなに
    2. 空気とこだま
    3. 音の明るさを変える
    4. 音を太く激しくする
    5. 音を揺らす
  • サウンドデザイン基礎編(全13回)
    1. 音色の種類・分類
    2. 音源
    3. アナライザー
    4. 倍音
    5. ADSR
    6. フィルター
    7. LFOとモジュレーション
    8. Sampler
    9. エフェクト
    10. ゲインステージング
    11. コンプレッサー
    12. OTT
    13. EQの効果的な使い方
  • サウンドデザイン実践編(全4回)
    1. キックドラムを作ってみよう!
    2. サブベースを作ってみよう!
    3. ハイハットを作ってみよう!
    4. リードシンセを作ってみよう!

ミックス/マスタリング

音量や左右・奥行きを整え、曲全体を仕上げて書き出します。

  • ミックス基礎編(全7回)
    1. デジタル音楽とかんたんマスタリング
    2. 音量バランスだけで曲を整える
    3. 左右に置く
    4. 前後に置く
    5. サイドについて
    6. マスタリングをやってみよう
    7. 書き出して公開しよう
  • ミックスマスタリング実践編(全10回)
    1. ミックスの入口と完成前チェック
    2. ミックス準備とプロジェクト整理
    3. 音量バランス
    4. リファレンス比較
    5. パンニングとモノ互換
    6. 帯域整理
    7. レイヤリングとアレンジ修正
    8. 低域設計
    9. バス処理とマスタリングの入口
    10. 完成判断

音楽理論・コード進行

コードを鳴らし、響きや並べ方を聴き比べながら、制作に必要な理論を学びます。

  • 音楽理論基礎
  • 音楽理論テンション編
  • コード進行実践(全100進行)
Exploration

2周目以降:音楽制作探求編

好きな曲の「この音を作ってみたい」も、自分の曲の「ここがしっくりこない」も、レッスンの入り口になります。興味や疑問を持ち寄り、講師と一緒に聴き、試し、制作を深めます。

三領域の教材と並走し、必要な知識を行き来しながら進めます。 探求の順番や題材は、一人ひとり違います。

好きな音を探す

好きなアーティストの曲を分析したり、ジャンルを聴き比べたり。気になる音や、自分が試してみたい方向を見つけます。

ひとつの要素を深掘りする

音を分解し、プリセットを変え、ゼロから再現してみる。講師も一緒に試しながら、音のしくみや作り方を探ります。

楽曲制作とフィードバック

自分の曲を制作し、講師と聴き直して、音作り・展開・ミックスを磨きます。希望に応じて、プロジェクトをやりとりする共同制作もできます。

作った音や曲から「何が好きだったか」「次は何を変えたいか」を確かめます。その気づきが、次の探求につながります。

授業から広がる探求の例

  • 「この音は、なぜ奥に聴こえる?」 — 合作リミックスを題材に、教材「音のぼかしと馴染ませ」で試す
  • 「好きな曲のキックを作りたい」 — 生徒と講師で音作りを試し、聴き比べて発見を持ち寄る
  • 「この歪みは、どう作る?」 — 「Fruity Fast Distの攻略」「Misstortionの攻略」で、音を変えて聴き比べる
Purpose

作れるようになる、その先へ

曲を作れるようになること。作る経験を通して、音楽をもっと深く味わえるようになること。その両方を大切にします。

自分の耳で確かめ、選び、作り続けられるようになる。

教室の考え方を読む →